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七夕の物語と絵本の世界:由来、歴史、楽しみ方

夏が訪れると、日本全国で七夕祭りが行われます。七夕は、子供から大人まで楽しめる伝統的な行事であり、特に小さなお子さんを持つママにとっては家族で一緒に楽しむ絶好の機会です。
この記事では、七夕の由来や歴史を紹介するとともに、小さなお子さんと一緒に楽しめるおすすめの絵本や七夕を家族で楽しむためのアイデアをご紹介します。
七夕を通じて、家族の絆を深めながら子供たちに夢や希望の大切さを伝える素敵なひとときをお過ごしください♪


①七夕とは?その歴史と由来を知ろう



七夕は日本の夏の風物詩で、毎年7月7日になると多くの人々が短冊に願い事を書き、笹の葉に飾る光景が見られます。
七夕の由来は、以下の要素が結びついてできた行事とされています。


  1. 日本の神事「棚機(たなばた)」

    古代日本では、祖先の霊を祀るために先祖に布を捧げる風習がありました。この布を織った女性を「棚機つ女(たなばたつめ)」と呼んでいました。七夕は、この風習と結びついていると考えられています。

  1. 織姫と彦星の伝説

    中国から伝わった七夕の伝説には、織物が得意な娘・織女(織姫)と働き者の牛飼いの青年・牽牛(けんぎゅう:彦星)の2人が登場します。2人は結婚した途端に遊び暮らすようになり、天帝に引き離されました。しかし、天帝は年に一度、7月7日の夜にだけ2人を会わせると約束し、これが「七夕伝説」として知られています。

  1. 奈良時代に中国から伝来した行事「乞巧奠(きこうでん)」

    中国では、織女星が空に瞬く7月7日の夜、裁縫の仕事を司るその星に対して、手芸や機織りなどの技巧上達を願う行事「乞巧奠」が行われていました。これが日本に伝来し、7月7日の夜に貴族たちが梶の葉に歌を書いて歌の上達を願うようになったといわれています。




七夕は願い事を書いた短冊を笹竹に吊るす日として多くの人に認知されています。また、七夕にはそうめんやちらし寿司、七夕ゼリーなどの伝統的な料理も楽しまれています。





②小さなお子さんと一緒に楽しむ七夕の絵本


七夕をテーマにした絵本は、小さなお子さんにも分かりやすく、楽しみながら学べる素晴らしい教材です。ここでは、いくつかのおすすめの絵本をご紹介します。

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『たなばたさま』


七夕の由来をやさしい言葉で説明してくれる絵本です。子供にもわかりやすい絵本です。



    『たなばたバス』


    バスくんとねずみくんが星空で大活躍し、織姫さまの願いを叶えるために力を合わせて頑張ります。おなじみのバスくんのだじゃれもたっぷり楽しめます。
    藤本ともひこ先生は、「絵本を丸ごと楽しんでほしい」という思いを込めて制作しています。ダイナミックな画面展開に加え、ストーリーの中に子供たちが参加できる遊びをたくさん取り入れています。カウントダウンをしたり、腕をぐるぐる回したり、よいしょよいしょとスイカを引っ張り上げたりと、聴くだけでなく全身を使って楽しむことができる絵本です。(出版社より)



      『きつねのたなばたさま』


      物語は、こぎつねの子どもがお母さんを待ち続けているところから始まります。ある日、人間の子が七夕の飾りに願い事を書いて叶った様子を見て、こぎつねの子も願いをかけることにします。しかし、こぎつねは字が書けません。それでも、七夕のお話を通じて親子の絆や自立が描かれています。ちょっぴり切なくも温かい物語です。(情報提供:絵本ナビ)




      『みんなのおねがい』


      うさぎのうーちゃんは、おかあさんといっしょに、七夕の笹かざりをつくります。輪つなぎのかざりは「おねがいが、おほしさまにとどきますように」と長く長くつなげるのです。ねずみくんやくまくんもいっしょに、短冊に絵を描いてかざりました。日本の伝統行事を、2~3歳児の発達に合わせて、シンプルな物語絵本にしました。巻末には、ミニ解説がついています。(出版社より)



      『たなばたものがたり』


      この絵本のお話は、中国で生まれた伝説です。七夕は、日本の「棚機女」という行事に、織女星と牽牛星の伝説、そして中国から伝わった「乞巧奠」という行事があわさったものといわれています。(「BOOK」データベースより)



      『たなばたウキウキおねがいごとの日!』


      お友だちが欲しいたぬきのポコくんは、七夕の日に短冊を飾りました。ところが、風に吹かれてひらひら~。届いた先は…?ますだ&たちもとのコンビで贈るシリーズ、待望の七夕のお話です。(出版社より)


      『たなばたのねがいごと』


      こわれたり なくなったり しない もの?  じかんが たっても  だいじな もの?  それって、なんだろう?」
      七夕の日、あおいは一生懸命考えました。あおいが短冊にこめた願いとは…?
      おばあちゃんと孫の“家族のつながり”を描いた、珠玉の絵本。世代を超えて、深く味わえる一冊です。
      七夕の行事絵本として、読み聞かせにもおすすめ。(出版社より)



        ③七夕の過ごし方:家族で楽しむアイデア

        七夕は、家族で楽しむための素晴らしい機会です。ここでは小さなお子さんと一緒に楽しめるアイデアをいくつかご紹介します。


        1.短冊に願い事を書く

        家族全員で願い事を書いて、笹に飾りましょう。子供たちにとって、自分の願いが叶うかもしれないというワクワク感は特別なものです。




          2.七夕飾りを作る

          七夕の飾りは、家族や友人と一緒に作り、願いを込めて飾ることで縁起を担ぎ、願い事が叶うことを願っています。





          3.七夕の物語を読む

          おすすめの絵本を読み聞かせることで、七夕の伝説をより深く理解することができます。家族で物語の世界に浸りましょう。



          4.七夕の夜空を眺める

          天気が良ければ、夜空を見上げて天の川を探してみましょう。星座アプリを使って星を見つけるのも楽しいですよ。




            ④七夕を通じて子供に伝えたいメッセージ


            七夕はただの楽しいイベントではなく、子供たちに大切なメッセージを伝える絶好の機会でもあります。

            夢や願いを持つことの大切さ

            • 短冊に書く願い事を通じて、自分の夢や目標を考えるきっかけになります。子供たちには、自分の未来に希望を持つことの大切さを教えましょう。

            努力と忍耐

            • 織姫と彦星の物語は、離れていても努力を続けることの重要性を教えてくれます。毎日の小さな努力が大切であることを伝えましょう。

            家族の絆

            • 七夕の準備を家族で一緒に行うことで、家族の絆が深まります。共に過ごす時間がかけがえのない思い出になります。


              七夕は、古くから伝わる美しい伝説と家族の絆を感じることができる行事です。小さなお子さんと一緒に短冊に願い事を書いたり、絵本を読んだり、飾りを作ったりして楽しむことで素晴らしい思い出を作りましょう♪

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